さて、このようにして料理にはまっていったA君ですが、料理といえども多種多様。それこそ、星の数ほどあるといっても過言ではありません。その中で、ピンポイントで「豆腐作り」にたどり着くには、いったいどれほどの回り道をしなければならないのでしょうか?
少なくとも、
①和洋中の中から、和食に興味を持った。
②和食の中でも、メインの肉や魚には惹かれなかった。
③本当においしい豆腐に出会い目から鱗が落ちた。
④豆腐に興味を持つようになり、研究するようになった。
というような経験を積まない限り、豆腐作りに目覚めるチャンスはごくごく限られていると言わざるを得ません。
芸術やスポーツが「気づきやすい才能」である反面、いかに豆腐作りが「気づきにくい才能」なのかということがおわかりいただけたでしょうか。
さて、ここで問題です。勉強はどちらの才能にあたるのでしょうか?前者でしょうか?それとも後者でしょうか?
簡単な質問、失礼いたしました。もちろん、前者の才能ですよね。今現在「好きな科目」がある人は恵まれています。数学が好きな人は自然と「理系」を目指すでしょうし、国語が得意であれば「文系」を目指すはずです。そこには、豆腐作りに目覚めるような複雑な過程やきっかけは必要ありません。得意なものを選ぶだけでいいのですから。
得意な教科が伸びる理由。それは、ただそれを選ぶだけでどんどん世界が広がっていくことにその理由の一端があるのです。
好きになる→勉強する→得意になる→ますます好きになる→世界が広がる→ますます好きになる、というプラスの循環に入ることができるのです。
得意な教科、もっと伸ばしませんか?世界が広がりますよ!