想像してください。
あなたは、ある企業で働いています。自分なりに、毎日がんばっています。
しかし自分よりも高い評価を得ている同僚もいて、その人を見るたびに「もっと努力しなきゃ」なんて思ってしまいます。
ある日、上司から急な仕事を頼まれました。
「明日、急に会議が行われることになったので資料を揃えてくれ。大事な会議だからしっかりと頼むぞ」
そこであなたは、明日の会議のための資料作成にとりかかりました。
そして資料作成がヤマ場にさしかかった頃、作業の手を止めてあなたは考えました。
パターンA.
大事な会議の資料か。それにしても、大変な仕事がまわってきたな。
この資料のできが悪かったらどうしよう。
もしかすると、怒られてしまうかもしれない。
その上、明日の会議は台無しになってしまう。
そうなればきっと評価は下がる。
今後、大きな仕事は任せてもらえなくなるかもしれない。
給料も減り、今の役職も降ろされてしまうかもしれない。
☆あなたは考えます……この資料で大丈夫だろうか?
パターンB.
大事な会議の資料か。それにしても、大きな仕事がまわってきたな。
この資料のできがよければどうなるかな。
もしかすると能力を認めてもらえるかもしれない。
その上、明日の会議は素晴らしいものになるだろう。
そうなればきっと評価は上がる。
今後、大きな仕事を任せてもらえるかもしれない。
給料も増え、今の役職よりさらに昇進するかもしれない。
☆あなたは考えます……この資料をもっと良くするには?
はい、想像は以上です。
Aのイメージはどうでしたか。ちょっと気が重くなる感じがしませんか。
ではBのイメージはどうでしょう。ちょっと楽しく感じますよね。
そして注目して欲しいのが☆の付いた行です。
Aは不安が頭をもたげてきました。
もしかするとこの後に「どうやったら資料作成をしなくてすむか」なんて考えたり、
まだ出来上がってもいないのに「資料がうまく作れなかったいいわけ」を考えてしまうかもしれません。
Bはとても前向きです。
今すべきことに集中できている気がします。
きっとこの後、より良い資料にしようとすることでしょう。実際、楽しいことには労を惜しまないものですよね。
資料を作るという事柄は同じ。しかしどんな感情のフィルターを通すかによって取り組み方は全く変わってきます。
きっと結果も大きく変わってくることでしょう。何より、Bパターンはストレスとは無縁でいられます。
これこそがイメージの力なのです。そして忘れないでください。どんなイメージを抱くかは自分で選択できるのです。
さて、質問です。
あなたの子どもは、A・Bどちらのイメージで勉強をしているでしょうか?
※ポジティブに考える事を強制させよう、という意味ではありません。イメージは無理矢理が苦手ですので、それは逆効果。どこに感情を集中させるか、ということなのです。
※イメージをするにはコツがあります。機会があればご紹介しますね。